化粧水が浸透しない本当の理由

化粧水が肌に浸透しない理由は2つあります。

1.発売されている9割以上の化粧水はそもそもほとんど浸透しない
2.角質肥厚(角質が溜まって肌が分厚くなっていること)

仮に角質肥厚をピーリングで取り除いても、結局市販の化粧水はそもそも浸透しません。だから基本的に化粧水は無駄…なんです。

実は肌に化粧水は99%浸透していない

なぜ化粧水は無駄なの?

肌に水が浸透しないからです。もし肌に水が浸透するなら、お風呂あがりに乾燥する人なんていないはずです。

肌にはバリア機能があり、主に油と水の層で水分の侵入を阻みます

長風呂などしていると油分が減るため、バリア機能を形成している細胞間脂質が減少して水が入りやすくなります。だから指先がふやけて白くなります。

もし化粧水を浸透させたいなら、一度洗顔やお湯で顔をしっかり洗い、化粧水をたっぷりと数分以上肌に付けておく必要があります。

さて、ではそこまでして、肌に水分を浸透させるメリットはあるのかという問題があります。

とにかく化粧水が浸透すればいいわけではない

肌水分量が大事!だったら化粧水はたくさん浸透したほうがいいのでは?

長風呂で肌がふやけている状態は、いつも以上に水分が肌に浸透している証拠です。

でもこれが肌にとっていいのか?

というと、答えは真逆。悪いですね。肌にとってマイナスです。

化粧水を付ける目的は、最終的には肌を綺麗にしたい、キープしたいからですよね?だとすると、この無理矢理水分を浸透させた状態は良くありません。

みなさんのイメージとは逆で、実は美肌ほど水は浸透しにくいからです。

美肌=水が浸透しにくい

のです。信じられないでしょうけどね。

だから過剰な化粧水私用は、むしろ肌にとって逆効果になります。

そもそも化粧水は絶対に必要ではないって知ってる?

化粧水ってスキンケアで一番重要じゃないの?

実はスキンケアにおいて化粧水はあまり重要ではありません。世界的に見ても化粧水にこだわっているのは日本人くらいで、海外ではこれほど化粧水のことで話題になりません。

海外高級ブランドでは拭き取り化粧水のようなものはあっても、純粋な化粧水というのはほとんど見当たりません。あっても美容液です。

みなさんは化粧水で肌に水分を与えていると思っていますが、それは全くの勘違い。大事なのは水分そのものではなく、水分を維持できる成分を増やせるかどうか?が重要なんです。

なぜなら、私達人間は約60%が水分でできているからです。だから体内に水分は山程あります。わざわざ肌の外から浸透させる必要はないのです。

プロボクサーがきつい減量をすると、肌を濡らしただけで水分が吸い込まれると言います。そこくらいまでいかないと、外部から水分を補わないといけない状況になりません。

でも肌が乾燥してしまう…

というのは、体内から滲み出る水分を維持できるだけのものがないからです。

だから必要なケアは、水分を肌にキープできるようにすること。そう考えると、化粧水はマストアイテムではなくなり、浸透するかしないかはあまり関係ないのです。

無理に化粧水を浸透させると逆効果!?

もし化粧水がたくさん肌に浸透したらダメなの?

みなさんは化粧水を浸透させようと必死ですが、仮に満足するほど化粧水が浸透した場合、ほぼ大半の化粧水は逆効果になります。

汗をかいた後放置すると肌は乾燥しやすくなります。これは肌に付着した水分が、肌内部の水分を引き連れやすくなるからです。いわば呼び水。

だから化粧水がたっぷり浸透したとしても、それを受け止めてしっかりキープする力がないと、今ある肌水分も蒸発してしまい逆効果になります。

すごく浸透する!と口コミの化粧水のほとんどは嘘

肌につけた瞬間、スーッと消えていくように入っていくんです♪

こんな口コミがある化粧水。これなら私の肌でも浸透するわ!!と期待できますが、そのほとんどは幻の効果です。

そのスーッとした浸透感はエタノールなど揮発性の高い成分が蒸発し、液体量が減少して感じる錯覚です。さらに揮発時に肌の体感温度が下がります。それらで肌に浸透したような錯覚をしているだけです。

成分表にエタノールが先頭のほうに書いてあったらまさしくそれ。

エタノールはよく刺激性で毛嫌いされますが、化粧品成分の媒介としては優秀で、量が多すぎなければそこまで避けるものではありません。

ただ浸透性という「使い心地」をアピールポイントにした化粧水は、このエタノールで浸透性を表現しているものがあります。

基本的に、本当に浸透する化粧水は冷たくなるようなスーッとした感じはません。特に肌温度変化を感じず、自然に入っていくので、急激に肌から水分感がなくなることはありません。

化粧水はごく少数の浸透する製品しか本当の価値がない

もう化粧水なんていらないってこと?

化粧水は必須ではありません。ただ、日本人女性の場合は使ったほうがいいでしょう。

  • クリームを肌負担なく伸ばしやすい
  • 爽快で潤った気分になれる

前者は、化粧水後じゃないとテクスチャーが濃い目のクリームが伸ばしづらいからです。また無駄に厚塗りになってしまいます。

硬めのクリームを伸ばそうとした場合に限らず、柔らかいクリームでもできるだけ伸ばそうとしたら、それだけ肌に摩擦が生じて肌に刺激となります。肌はできるだけこすらないのが美肌になるコツですから。

あと地味に効果があるのが、潤っているという感覚です。

感覚なんて意味あるの?って思われそうですが、実は結構意味があります。

特に女性はそうです。女性は香り一つで女性ホルモンが動くので、肌が潤っているという満足感は非常にプラスになります。

生理の度に肌質が上下するように、女性はホルモンバランスにめちゃくちゃ影響されます。それはアロマの香りでもそうであるように、潤っているという感覚が最も高い化粧水は効果があるんです。

本当に浸透して「維持」される化粧水なら買い!

だったら化粧水は浸透してもしなくてもいいってこと?

クリームを伸ばしやすい、満足感による美肌効果……

この2つのためだけでも、化粧水が肌、正確には角質層に浸透するかどうかは非常に重要です。浸透しない化粧水はほぼ意味がありません

なぜなら、クリームは水に邪魔されて肌に安定して付着しませんし、ベチャッとなります。また化粧水を塗ってからしばらくしないとクリームを濡れません。浸透せずに肌表面を濡らしているだけだからです。完全にクリームの邪魔です。

満足感も同じです。

肌表面が濡れているのと、本当に肌に水分が染み込んでいるのとどっちが満足するか?言うまでもありませんよね?

本当に浸透する化粧水の条件は非常に限られている

だったらどんな化粧水が肌(角質層)に浸透するの?

最初に、本当に肌に浸透する化粧水なんてほとんどないと書きました。ではどんな化粧水なら浸透するのか?

一番優れているのはリポソーム化された化粧水です。次にセラミド系の化粧水です。

リポソーム化粧水は段違い

リポソームとは、肌のバリア機能に弾かれない、つまり浸透しやすい構造を持たせるカプセル技術です。

通常の化粧水が浸透しないのは、肌に異物が侵入するのを防ぐバリア機能があるからです。このバリア機能は細胞間脂質(セラミドなど)によるもの。リポソームはこの細胞間脂質と同じ構造を持つため、バリア機能に弾かれずに浸透しやすい特性があります。

長風呂や導入化粧水のように細胞間脂質を壊さずに浸透します。だから肌を痛めずに水分と成分を届けることができます。

さらにカプセルは加工次第でタイムリリースが可能。タイムリリースとは成分放出の時間を調整できるということです。一気に水分、成分を高めるのではないため、より長く肌に留めることが可能。その分長い間美肌作用を生み出すことができます。

セラミド系化粧水は2つのどっちかが正解

セラミドは油脂なので水にはあまり溶けません。そこで各社が工夫をして高配合を実現しています。

ただ、実際に使ってみるとかなり使用感に差があります。

肌の上にいつまでも残っている感じがするものもあれば、いつの間にか消えているように馴染むものがあります。

この差はナノ化技術です。

優れたナノ化技術で細かくされたセラミドは角質層に染み込みやすく、肌をふっくらとさせてくれます。

この技術差は広告を見ただけでは判断できません。でも実際に使用して比べてみると、明らかに差を感じます。

もしくはライスパワーエキスNo.11の化粧水を選ぶべきですね。

こちらはセラミドを増やすのを促進させる作用があります。医薬部外品成分として効能が認められており、その効能を果たすには肌に浸透しないといけません。つまり浸透力に優れているということです。

セラミドを含まないため非常にあっさりした化粧水に仕上がります。でも時間経過で自然な潤いが満ちてくるのが特徴です。

肌がゴワゴワの人はどんな化粧水でも浸透しない

肌がゴワゴワで硬い……こんな私でも化粧水が浸透するのかな?

肌があまりにゴワゴワしているとリポソームや優れたナノ化セラミド化粧水でも効果は半減です。

リポソームは肌のバリア機能に馴染みが良い特性がありますが、ゴワゴワした角質はただケラチンのみが固まっている状態。

だから化粧水が入っていく道が表面になく、ゴワゴワの裏側に到達しないとしっかりと浸透しません。だから角質層の奥までしっかりと届きにくくなります。

多少のゴワゴワ程度なら、リポソーム化粧水等を使い続けることでほぐれてきます。肌水分量が高まればターンオーバーも正常化。よりセラミドとNMFの多い、肌本来のみずみずしさを取り戻し、古い角質が自然に剥がれるからです。

ただ、年齢が40代に差し掛かる頃からターンオーバーの鈍化が顕著になります。こんな肌は週に1回だけ、ソフトなピーリングをすると化粧水の浸透性が高くなります。

まちがっても2回など多くやらないこと。そして特にゴワゴワしている部分だけピーリングすること。顔の皮膚の厚みはみんなバラバラなので、余計な部分でやると敏感肌に傾きます。

化粧水が浸透しないからといって、必ずしもピーリングが効果的ではありません。元々浸透しない化粧水が悪いのですから、その点をお間違えないように!

リポソーム化粧水

リポソーム化粧水は国内ではほとんど見当たりません。

一番有名で技術力があるのがビーグレンというブランドです。アメリカの薬学博士が開発しており、ベースが薬の技術なので飛び抜けています。

もう1つはKOSEのコスメデコルテ。ただこちらは高級ラインなのでお値段がそれなりにします。価格と技術のバランスで見るとビーグレンが圧倒的です。

ビーグレンの知名度は低いでしょうが、日本の医学界にも認定されているほどで、化粧品ブランドというより薬に近いような本格派コスメブランド。そのため派手な宣伝を一切していないためで、知っている人にしか知られていない隠れた名ブランドなんですよ。

ビーグレン Qusomeローション

17時間化粧水だけで乾燥知らず

リニューアル前はそれなりに……という感じでしたが、生まれ変わってからは段違いになりました。

化粧水単体ならこれがNo.1だろうと思えます。それくらい別次元。

とにかく肌に入っていく感覚が強いです。実際に肌感がふにふにするような感じになり、吸い込まれている感じがしますね。

17時間保水というのは大袈裟ですが、全く嘘とも思えません。巷で人気のオールインワンゲルよりこの化粧水だけのほうが不安がないです。あのオールインワンゲルの評価は何だったのかと……

セラミド化粧水

ETVOS モイスチャライジングローション

セラミド量と質がピカイチt

セラミド化粧水ならこれ!というくらい違いがあるローションです。皮膚専門家が開発したブランドでかなりの敏感肌も使えるようになっています。

セラミド種類が5種類で他社平均より遥かに多く、ラメラ結晶化という肌なじみに優れた状態で配合しています。だから肌表面に残らずに吸い込まれている感覚です。

ライスパワーエキスNo.11化粧水

セラミドを増やすライスパワーエキスNo.11は日本の酒造メーカーが発明した成分です。

元々はアトピー肌の人の保湿ケアにと開発されたものなので、刺激性リスクの心配もありません。エタノールが若干含まれていますが媒介としてなので、ありがちなスーッと感で浸透力を感じさせるものではありmさえん。テクスチャーはかなり軽めですが吸い込まれる感じが強いので垂れずに使いやすいですよ。

RAIZ Repair

医薬部外品だから違う

ライスパワーエキスNo.11を発明した会社のブランド。余計な成分を用いず、ライスパワーエキスNo.11だけで肌を変えてしまうコンセプトです。

水っぽいようで水っぽくない。使ってすぐは普通だけど、よく考えたら今日は乾きが気にならないなあ……という感じです。あくまで活躍するのがライスパワーエキスNo.11なので、最初は水分が、その後成分の作用が、という風に二段階で続くせいでしょう。

特に化粧水が人気なので、途中から化粧水を丸ごと1本試せるトライアルセットも登場しています。通常トライアルより+750円なので相当お得です。

化粧水が不要になる?一度試してみて欲しい導入美容液

導入化粧水は肌バリア機能を壊してしまい、無理やり化粧水を浸透させるアイテムです。

使った当初は満足するのですが、使い続けると肌が脆くなり敏感肌に傾きます。なので導入化粧水は全く持っておすすめしません。

でも以下の導入美容液ならあり

これは肌バリア機能を壊さず、むしろ高める方向で化粧水の道筋を作ります。というか、化粧水いらないんじゃない?というくらいこれ単体でみずみずしくなりますよ

アスタリフト ジェリーアクアリスタ

浸透技術がはっきりと違う

アスタリフトは導入美容液を最初に使用することを推奨しています。これがセラミドのジェリータイプ美容液になっています。

この美容液のセラミド量がかなり多いと予想されます。使うと明らかに他と違うからです。技術がFUJIFILMのフィルム製造技術の転用のため、門外不出の独自技術だからです。

肌に伸ばすと濃い化粧水のような感じになり、最初は肌の上に余る感じがするのですが、伸ばしていくと突然なくなります。この感覚は他ではありえないです。

これだけで化粧水がたっぷり浸透した感じになります。だから化粧水を別に使わなくてもといった感じですね。もちろん化粧水を足すとさらにふんわりします。